本日オリンピック開会式。
ここ最近で、関係者が立て続けに辞退したり解任されたりしたが、戸目子は五輪そのものの辞退をまだ期待しています。
障がい者虐待の小山田氏のことは今回初めて知ったが、絵本作家(と呼ぶだけで虫唾が走るけど)のぶみ氏に関してはずーーっとキッショと思ってましたので、本人がヤバミと思ったのか早々に引き上げたのは良かったが、そもそもどういう人選基準だったのか不思議でならない。
なんでその人??
小林賢太郎氏の「ユダヤ人大虐殺ごっこ」に関しては、珍しくやけに迅速な対処だったけど、オリパラのお偉いさんにユダヤ人いるからとかかな?
どちらにしろ、これはただ(文脈問題を差し引いても)日本のお笑い界の狭さ・無知さが時間差で晒した恥で、こういう類のものはいくらでもあって、オリンピックなど "外の目" さえ関わってなければ野放しだし。
小山田氏の周辺に関しては、半年前、性差別発言で辞任に追い込まれた森喜朗氏の時と同じく、止まぬ抗議にも最後まで一丸となって抵抗し続けていたが、海外(主に欧米のニュース)で大々的に報じられるという "外圧" に耐えきれずに散った模様。
(森氏アゲアゲ一派はまだ諦めがつかぬ模様だけど)
日本は、粘り強く変わらないことがむっちゃ得意なんだけど、外圧によってあっけなく変化してきたという部分も大きいので、これからもその方向でどんどん進んでほしいと思う。
表面的に変わっても意味ない、という向きもあるだろうけど、表面からでも変わらないよりいい。
でも、東京五輪で『多様性と調和』を基本コンセプトとするのは無理難題。それこそ、これらの言葉を「表面的に」掲げることになってしまう。
と、そんな一連の騒ぎの中、神々しく一本の光のように現れた、とある方のnote記事。
「被害者は我が子だったかもしれない」と障がい者を子にもつ白岩佳子さんがしたためた愛の文章に、戸目子は涙が止まらなかった。
※白岩さんはシングルマザーで介護福祉士をしており、ほか多くの方と同じくコロナ禍で打撃を受け、生活保護を申請せざるを得なくなったと語っています。
この文章を読むだけでも十分ですが、もし余裕のある方は支援をされるといいかもしれません。(記事下のサポートボタンから課金可能)
ここまで全てダメダメできてしまったオリンピックが、図らずも、性別・障がい・子供・民族という、力関係における弱者側への無理解や踏み付け例をあぶり出し、浄化作用みたいに働いた点は良かったと思う。
その日メモ :
戸目子と夫はだいたい2ヶ月に1〜2回くらいのペースで順調に喧嘩している。
戸目子はいつも、〈言いたい事を言う→ダンマリ攻撃〉というタチの悪さで挑むが、今回は〈言いたい事を言う→メールする〉という初の試みを。
これハマる。
今回の喧嘩の発端も、いつもと同じく、書くに忍びないほどどうでもいい。
でもメールでしっかりと要点をまとめ、相手の反応を待つ→返事を読む というプロセスが、やけに気に入ってしまったので、喧嘩の対処に行き詰まっているカップルたちにお勧めしたい!
書くことは、その場で衝動的に罵り合うのと違って冷静さと論理性が加わる、かつお互いのペースで内容を消化できる、という点でもちろん素晴らしいのだが──
それより、夫のメールに萌える。
いつもぺちゃくちゃ喋り合っているので、サウンドを介した彼ばかりインプットしてるわけだが、文字におこされた夫、といいますか、彼の別の顔を見る戸目子の心はもう初恋に近い。
それに、日常生活とは別にメールを送り合っているというのが、なんか秘められた関係みたいで◎
よく見たら、ごくふつうの口論メール。タイポも多い。
彼からメールが届いてる!という瞬間も萌え〜
(夫には未許可で掲載)