戸目子のブログ

大人になった娘が読むことを想定して書く、日常や過去の覚書き

アクティビズム第一弾!杉並区民になりたい

怒涛の二月が終わり、三月に入ってから生活のカラーがガラッと変わりました。 ちなみに、先日まで夫ゲンさんが十日間留守にしており、ワンオペ育児生活だった戸目子は「責任感をもって生きる」という生き方にちょっとハマってしまい、それがゆるく持続してい…

Happy 2024 !!!

あけましておめでとうございます。 この年末年始は、東京の自宅で過ごしたもんですから、テレビの映らない我が家はニッポンの正月の雰囲気ゼロです。 大晦日の記念に、戸目子の(本格的な)初恋であるエドワード・シザーハンズをみんなで鑑賞しました。 おふ…

ボーっとしてなくても巻き込まれる仕組みになっている

戸目子は紙の本が好きで、積読コレクションがすごいことになっていますが、kindleの積読コレクションもすごいことになっています。 とくにkindleは1クリックで買えるので危険。どうも【買った=読んだ】と脳が解釈している様子。 その中で、5年以上kindle…

最近の遠出② 京都

なんと、一年以上もご無沙汰してしまいました! その間、戸目子は妊娠や出産などをしていました。 気を取り直して、今年はちゃんと書く! まずは、下書きに温存されているエントリに筆を加えながら── ----- 【2022.8】 6月に、家族で6年ぶりの京都を訪れま…

最近の遠出① お台場・横浜

このところ家族ネタが増えてきて、「娘」「夫」と連発することに違和感を感じてきたため、これからは娘はおふね、夫はゲンゴロウと表記します。名前の由来についてはこちら☟ 『戸目子』の由来 - 戸目子のブログ(ほんもんのゲンさんには申し訳ないけど‼︎) -…

発達障害 ASD /診断編

今年に入り、オミクロンの到来で色々と延び延びになっていましたが。当初、選択性緘黙症で受診していた娘ですが、最終的な診断名は『発達障害、自閉スペクトラム症(ASD)』。 「かつてはアスペルガー症候群とも言われていましたが、聞いたことはありますか…

非人間的な場所で社会化される

電動自転車での娘の送り迎えも、生活リズムの一部として定着し(というか送り迎えだけが生活リズム)、風を切って走る爽快感と、娘とのプチ旅気分を毎日エンジョイしている戸目子ですが。ノンストップでどんどんどんどん大きくなる子供。一応チャイルドシー…

若いうちに知れて良かった!!でも活かせてはないデータ

戸目子には数年間にわたり、お互い国を転々としながら毎週決まった時間にSkype電話し、近況や社会問題や発見した面白データなどを報告し合ってはくそ真面目に議論するというヲタヲタしたオタ仲間がいたのですが、 その友人がある日、90歳以上の高齢者(ヨー…

癒しぐらしの反動──すみっコぐらしを終えて

先日、突然娘がすみっコぐらしファンを辞める宣言をしてきました。 家族そろってすみっコに詳しくなり、グッズや本に課金し続けること一年強。子供の切替えの早さに親はまだついていけてません。 すみっコぐらしというのはホント傑作でした。(戸目子はまだ…

夫婦の記念日とタイタニック

映画好きの人の中には、自分自身を重ねたマイ・お気に入りキャラが一つ二つあろうかと思いますが、戸目子の場合のそれはタイタニックのローズであります。 理由は、映画公開当初に周りの人々(2名)に戸目子が出とったよって言われたから。 そんなこと言わ…

スティーブとゆく/日常編

家から1分とかからない場所に百均のダイソーがあるのですが、今回やってるシールキャンペーンがなんと、 ハニーテディベア 一般的にどうかわからんが・・ウチは嬉しい! いやぁ~ いつものごとくジェンダー配分の非対称性かつとってつけられた女性キャサリン…

子供の隣に並んで見える風景

6歳になってから、コミュニケーションがだいぶ上手くとれるようになってきた娘と、日々の会話をチョーーー楽しんでいる戸目子。 待ってたんです、この時を。 彼女は発語が遅めで、2歳になっても3歳になっても喋ったり喋ろうとする気配はあまりなく、よく…

知との遭遇 ③【宗教とBくん】

前回、「続きは次回に」とか宣言したおかげで、「すきにさしてや」と (自分に) 反抗してたら2ヶ月弱経ちました。やることが決まった状態だと途端にやる気が下がるのはどうしてか。相変わらず毎日のランダムさを「豊かさ」だと勘違いして生活しています。 *…

知との遭遇 ②【政治とBくん】

22歳の秋、東欧の地で出会った日本人のBくんは、戸目子と同じ時期にその国で暮らし始め、現地で音楽学の博士を目指す、まじめな印象の青年だった。彼は、戸目子の偏屈偏狭な世界観に柔らかなアプローチをかけてくれた人で、現在の自分も尚その延長線上にいる…

オリパラでデトックス

本日オリンピック開会式。ここ最近で、関係者が立て続けに辞退したり解任されたりしたが、戸目子は五輪そのものの辞退をまだ期待しています。 障がい者虐待の小山田氏のことは今回初めて知ったが、絵本作家(と呼ぶだけで虫唾が走るけど)のぶみ氏に関しては…

一人っ子の Pros & Cons

最近、6歳娘と自分の足の長さがそう変わらないことに気づいた戸目子です。 昔から、一人っ子というのは何かとウルさく言われるイメージがありますが── わがままで自分本位で常識がない(全部戸目子だよ)とか思われがちで、どこか性格や言動に問題を見つけ…

無敵のJくんとピアノ、才能について

前回のエントリに繋がる話だけど、長いです。 戸目子の娘の前の幼稚園の同級生のお兄ちゃんのJくんの話。 現在小学3年生。誰一人として音楽に縁がないし、音楽のオの字もわからないという家庭に生まれたJくんは、幼稚園に入ってすぐピアノに反応し、先生…

「答え」をもった人の演奏

日本での音大時代、同じ門下の先輩で、むちゃくちゃインスパイアリングな演奏をする人がいました。 彼女はよく「わたしは才能もテクニックもなくて」と言っていて、実際に指はよく回ってなかったんだけど、戸目子は彼女の演奏を聴くがために演奏会やら門下の…

ただの日記 5月10日(月)

遅くても9:20AMには家を出ないといけないけど、今日も9:00に目覚める。 トイレに行ってから、娘を起こそうとベッドに戻ると「マミーと同時に目覚めたかった」という理由でブチギレられる。 娘が泣き叫び始めると、いつも無の境地 ( ꒪⌓꒪) になる戸目子。(…

スイス、おまえもか

先月、スイスでヴェールの着用を禁止する法律が施行された。 別にスイスという国に大した期待はないけど、というよりむしろ、戸目子家が住んでいた街(フランス語圏)では所々に典型的な白人保守社会臭がしていたので、さもありなん、ではあるけど。やはり悲…

その視点、もろた!

1ヶ月ほど前、娘に1−1=0 を教えた。 そしたら先日、これを書いていた ↓ 1-1=0 と "学習" した後、2-2=1 で 3-3=2 だろうと推測したもの これを見た夫が突然ヒューヒュー興奮し始め、写真を撮ってTwitterに "一発学習の一般化" と題して載せたら、またた…

幼稚園、ありがとう!!!そして──

娘が3年間通った日本の幼稚園は、戸目子にとってドリームランドに見えました。 戸目子自身は、通っていた幼稚園がきらいでした。まず、先生たちが鬼みたいな顔をしていて怖かった。あの先生たちの、子供たちに向ける視線は、羊の群れを管理するカウボーイみ…

知との遭遇 ①【思想・アートとC子さん】

人は人生のどこかで、パラダイムシフトが起こるような "知との遭遇" をしているように見える。ある人は小学生で、ある人は人生を終える直前にも。本から、芸術から、人、ゲーム、旅、病気、昆虫から..etc. 戸目子の "知との遭遇" のひとつは19のとき、C子さ…

ウチに来るはずだったダイちゃん

家から2.5kmのところに、ボランティアによって運営されている保護犬のシェルターがあって、そこのサイトをたま〜に覗いては目をハートにしている戸目子。 東京だからか、そこで譲渡が行われる犬はほぼ全員小型犬で(チワワが断トツで多く、大きめでもフレン…

存在の耐えられない敏感さ

最近よく見聞きするようになってきたHSC/HSP。 Highly Sensitive Child/Person (非常に敏感な子供/人) を略したもので、約5人に1人とされ、"気質" のひとつと言われています。 これを知って以来、娘のことについて、これまで蓄積されてきた疑問がパァっ…

K.Mさんとの往復書簡【7】クラシック音楽界と保守主義

黒字=K.Mさん 青字=戸目子 * 都市部に限られた話ですが、 わたしが欧米で暮らしていて一番驚いたことのひとつが「人間一人が一生涯で出会う人の絶対数が日本と違いすぎる...!」ことです。これはけっこう衝撃でした。 欧米と一口にいっても様々で、もちろ…

トランプと戸目子の共通点、その傾向と対策

アメリカ、政権移行まであと一、二週間というところで歴史的な大惨事となっている。 1月6日(日本時間で7日早朝)キャピトル(連邦議会議事堂)襲撃が起きた。アメリカの民主主義のシンボルでもあるキャピトル。 それが、その国の現大統領の犬笛(今回は…

お笑いに愚痴る

戸目子家にはテレビがありません。正確にいうと、スクリーンは持ってるけどテレビを受信していない状態です。 いうてもネットメディアには日々触れているので、そこでテレビ放映の動画は部分的に見ます。でも、友人宅や病院などで垣間見るテレビ画面の強烈さ…

養子縁組/養育里親という選択

子供を持つ、ということについて定期的に考える戸目子家にとって、養子縁組というのは選択肢のひとつです。 既に存在していて親を必要とする子を育てたいというのはかねてからの夫の思いで、これは付き合い当初から聞いていたので、いつしか戸目子にとっても…

すきな子供服ブランド③ Misha and Puff / little creative factory / LiiLU

戸目子は年に2回ほど、海外から子供服を直接注文しています。 どれもものすごーくお洒落で、子どもに着せているだけでは物足りないので、こちらに掲載しまくっておきます。 Misha and Puff ミーシャの特徴は、ペルー製のピマコットンを使っていること。 と…