先日、突然娘がすみっコぐらしファンを辞める宣言をしてきました。
家族そろってすみっコに詳しくなり、グッズや本に課金し続けること一年強。子供の切替えの早さに親はまだついていけてません。
すみっコぐらしというのはホント傑作でした。(戸目子はまだ入信中)
そのほんわかした見た目の可愛さはもちろん、それぞれのキャラクターにはアイデンティティ・クライシス系の悩みがあって、みんな陰キャで言葉も最小限(てかほぼ喋らない)、まさにどこをとっても、この日本国でしか誕生し得ない稀有な作品だと思います。
手のりぬいぐるみは超絶かわいいし
すみっコの着ぐるみはずっと着れるサイズを買った
こんなんが家の至る所にあって、癒しでしかなかった
映画も公開日を指折り数えて行ったなぁ..
(戸目子は睡眠)
と、たまに過去の写真をしみじみ見つめながら思い出に浸っています。
そしてクライマックスはサンタさんからのプレゼント、のはずでしたが。
こちら、すごろくで日本旅行しながら、3種類のゲームで遊べます。すごい良いです。
これを機に日本に詳しくなってほしい、
可愛いすみっコたちと、家族で楽しくゲームしながら、日本の都道府県や県庁所在地や各地の名産品とかを学んでほしい!(一緒に学びたい!)
──という親の願い虚しく、包みを開けるなり「アニアの水族館セット」が欲しいのに、サンタはわかってくれなかった!と号泣され(思えばこの時からすみっコ愛に陰りが)、
気を取り直して箱を開けたはいいが、付属品のルーレットをレバーで回し続けること2時間、、
↑これをひたすら回し続ける
次の日もその次の日もルーレットを延々と回し続ける娘。(かなり元は取れた気がしたけど)
数日後、やっとゲームする気になったか!と思ったら、順番決めのジャンケンに負けたことで大癇癪、、
商品本来の目的に全く辿り着けねぇ...
そんな時にあっさりと卒業した娘。
残されたのは、すみっコのスリッパを履き、すみっコのお風呂スポンジを毎日使う父。
*
ちなみに卒業の決定打となったのは、お隣の子供たちに教えてもらったSwitchの無料ポケモンゲームでした。
最初はただの無料ゲームとナメてたけど、そこから娘とポケモンの世界がバッチンと噛み合って、ものすごい速さでのめり込んでいきました。
無料の怖さよ。
以来Netflixももちろん全部ポケモン鑑賞。
で主に毎日なにをしてるかというと、、
お年玉でモンコレというポケモンフィギュアを買い集め、それらをひたすら闘わせるという、
なんかもうすみっコぐらしの世界観と真逆すぎて親としてはショックが大きい。
家の雰囲気も変わってしまった。
この直径4cmの変なカタマリが五百円...
なんかポケモンのキャラクターってどれも意味がわからんというか、テキトーにデザインしたとしか思えんルックス(と名前)に昔から違和感がある。
まあでもかなりのロングランで、一時は世界中を虜にしたポケモンのことだし、何か特別な魅力があるんだろうけど。
きもち悪いやつもおる
近くでみると不快感のみ
最近はもっぱらこれらのフィギュアを両手に持って、すごい効果音つけながら数時間戦わせています。お風呂にも持ってくるので、たまに親も強制参加になるんだけど、これがもう凄まじい退屈さ...
とドン引きの戸目子をよそに、定期的にイオンに通い、新しいフィギュアを調達する娘。
お年玉がなくなるまで続くのかも。
モンコレコーナーでは外の世界を遮断する
その日メモ :
インターに通い始めて約一年、着実に抜けていく娘の日本語に少し寂しさを感じ始めた戸目子は、彼女をくもんの体験授業に連れて行きました。
いやぁ〜戸目子自身は塾断固反対派の家で育ち、塾というもの一切に無縁だったのもあり、色々と抵抗があったり発見があったりで面白いです。
偶然、2月はくもんの体験授業がまるまるできる月というので、2つの教室を体験。
もっといくつか見学したかったけど、娘が最初に行った教室に行く気満々になったので、そこに決めました。
娘には将来的に、日本語を流暢には喋れなくとも、読む力をつけてほしいという思いがあります。多言語での読書は世界観を2倍3倍にしてくれます。
それに何より、この戸目子ブログは基本的に未来の彼女に向けて書いているので、いつかこれを読めてくれたらいいなぁという願いがあります。
まあそれでも楽しく続けることが最優先なので、字をきれいに書くことや書き順などは気にしないでほしい、と先生にお願いしてたけど、約一ヶ月で自然と書き順が正しくなってきてるのでびっくり。
先生はむちゃくちゃ物腰の柔らかな方で、こちらの要望も柔軟に受け入れてくれ、今のところ娘は嬉々として通っています。
また、緘黙症があって(現在大学病院に通院中)不安や緊張があったりこだわりが強かったり、戸目子に耳打ちしながら先生とコミュニケーションをとる、という状況なんだけど、とても理解のある方で、気にせずどんどん娘に話しかけてくれるので、親としても楽だしとてもありがたいです。
それにしても、一緒に勉強するなかで娘がどんな言葉を知ってる/知らないのかがわかって面白い。
一々、この単語は知ってるか?と確認しながら進めてるんだけど、
「こんにゃくって知ってる?」
「うん!ほんやくこんにゃくだよ!」
「そうそう!!.....か?そうか?」
みたいな感じになってます。
もう少しレベルが上がると、教材にストーリー性も出てくるので楽しみです。
そして娘が終えた教材は夫に回ります。