戸目子のブログ

大人になった娘が読むことを想定して書く、日常や過去の覚書き

Je ne suis pas un virus

 

先週金曜日に発熱してから幼稚園をお休みしている娘に、インフルBの診断が下りました。

症状が軽かったので安心だけど、元気な幼児を一週間家に匿うのはけっこう大変。

 

そんな中、娘のクラスが2日間の学級閉鎖になりました。みんなも軽症だといいな‥

 

そして今日、学級閉鎖クラスのS君が、先生の許可を得て保育後の課外授業を受けにきたということで、他の親御さんたちの中でS君母や許可を出した先生を疑問視する声があったと聞いた。

まあわからんでもないけど、みんなけっこう厳しいのね、と思いました。

でも他クラスにも感染者が出ている今、登園していないS君の方が感染する確率は低い。

みんな潜伏期間が心配ということかな。発病してないだけで保菌者かもしれないし。
難しいね。

 

奇しくも今はコロナウイルスで世界中が懸念する時期だからか、普段より敏感になってしまう。
娘クラスの生徒=中国人という図式が頭から拭えない。

昨夜、イタリアのサンタ・チェチーリア音楽学校で、コロナウイルスにより「東洋人」の生徒全員のレッスンを停止するというニュースを目にした。

日本でも、このウイルスが周知されてまだ間もないとき、ある飲食店が中国人客お断りの貼り紙をしたというニュースを読んで、キタキタァ〜と思いました。
これからこういうニュースがとめどなく流れてくることだろうな。。

 

これらは、どんな事情があろうとただの差別でしかない。東洋人というざっくりした言葉にはもちろん日本人や韓国人も含まれる。
「ここ数ヶ月以内に△△市(国)へ渡航した者」ではなく人種で区別するとは、日頃からそこにあった差別意識が露呈しただけ。

 

ウイルスは人種差別しないから誰にでも感染し得る。中国から帰ったばかりのヨーロッパ人だって危ないのに。
実際フランスでも一人感染者が確認され、#JeNeSuisPasUnVirus(私はウイルスではない)というハッシュタグで差別に抗議するアジア系の人が続出している。

 

ちなみに、コロナウイルスに関しては今のところ致死率がそこまで高いわけではないので、回復したケースのニュースも流してほしいところ。

 

あと、こういう時期は映画『コンテイジョン』がいかに名作かを改めて思い知らされます。

 再度みてみよ。

 

 

 

 

その日メモ :

 

幼稚園の発表会に向けて髪型の指示。

男の子 ; 通常通りで大丈夫です

女の子 ; 役に合わせた細かい指示。ショートの子は編み込みまで(!) (編み込みなんて、できない戸目子)

娘はダンスなので大丈夫と思いきや、ダンスの女子は一律おなじ三つ編みスタイル...

なぜなのか。

解せない!!!娘にはいつもの爆発ヘアで踊ってほしいのに!

 

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  通常通りで大丈夫です